NHKスペシャル シルクロード

奇しくも、今日はNHKハイビジョンでのシルクロード放送日。
またも中国ネタであることが奇遇だ。


今日はタクラマカン砂漠の中の町、ホータン。崑崙の玉が取れるところだ。
玉の細工はとても透き通ってきれい。
川で玉を拾う。それを国家が値をつけて買っている。


25年前のホータンは平屋が続く素朴な街。
外国人が珍しいのか寄ってくる。町の人たちはウイグル人でトルコ系の顔つき。
中国人でもいろいろな人がいることを思い知らされる。
乾燥した土の茶色の中に一際映える極彩色の絹織物。人々の服装もカラフル。


まわりの砂漠の中には仏教遺跡がぽつぽつと残る。
過去の栄華と埋もれてしまった現在の姿。もはやだれも覚えていない遺跡がたくさん。
昔は一大仏教王国だったホータン。いまやイスラム教徒がほとんどになっている。


日曜日にはバザールが立つ。どこからこんなに?というほど人々が押し寄せる。
よく見ると人民服を着ている人が多い。緑の帽子。
ここの人たちが話すのは中国語じゃないのかな。2重通訳になっていた。
素朴な人たち。テレビカメラに興味を示し、ディレクターの一挙手一投足を見つめる。
この町の今の姿がどうなっているか、このあとの新シルクロードが楽しみだ。