課外授業ようこそ先輩

画家の松井守男さんが今日の先生。
「キミだけの光を描こう!」が今日のテーマ。


恥ずかしながら松井守男さんという方を知らなかった。
面相筆という、人形の顔を描く用の細い細い筆を使って、畳3畳くらいの大きな絵を描く。
細かい線の積み重ね。面白い画風だな。


海に行って、海や、空や、砂浜の色が刻々と変わっていく様子を子どもたちに見せる。
それを絵に書いてみよう。
捉えどころのないテーマに、頭で考えた絵を書こうとする子も。
そこで先生は、好きな色と嫌いな色を筆にとって、めをつぶって描いてみろという。
自分で知らないうちに作っていた壁を壊すための方法だ。
急にどんどんと筆が進む子も。
きれいな絵を描こうとして知らず知らずの間に自主規制していたのかも知れない。


絵以外でも、そういうふうに知らない間に自分で制約を課していることはないだろうか。
いろいろと思い当たることがあるなあ。
こうしなければいけないとか、こうするべきだとか。
常識を破って思うままに作り上げる、こういう世界を持ってみると視野が開けそう。
なかなか破るまでが大変なんだろうけれど。


次回は宮本亜門さんが先生。こりゃ楽しみだ。