名作平積み大作戦

ダメ男が好きなあなたに送る名作。
田山花袋の「蒲団」と、エミール・ゾラの「居酒屋」。


「蒲団」の主人公が弟子の美少女とその恋人を巡って、七転八倒の妄想を繰り広げる姿がおかしい。
結局は弟子が去っていき、蒲団に潜って残り香を嗅ぐのだけど。


「居酒屋」はダメ男を受け入れてしまうダメ女のストーリー。
転落ぶりが気の毒で、その話を読んで読者は救われるのか不安になってしまった。