イタリア旅行記 1日目 関西空港〜アムステルダム〜ミラノ

関西空港

朝早く集合のため、前の日から関西空港へ。
空港内はお土産屋さんやレストランがたくさん。スタバで一息いれた。
飛行機がみられるラウンジがあったらいいのになあ。
当日あせるのは嫌なので、さっそく円をユーロに交換した。
初めて手にするユーロはカラフルで、お金じゃないみたい。明日からこれを使うのか!
その日は空港近くのホテルに泊まった。
初めての空港、初めての国際線、初めてのイタリア。
楽しみでワクワクする!


当日は朝早く起き、母親と一緒に慣れないスーツケースをゴロゴロ引きずりながら集合場所へ。
もうツアー参加者が集まっている。
若い人が多いなあ。と思ったら私たち以外はみんな新婚旅行だった!ちょっとうらやましい…。
仲良く旅が出来るといいな。

関西空港アムステルダムスキポール空港

航空会社はKLMオランダ航空。アムステルダムで乗り換えてイタリアへ向かう。
エコノミークラスの座席はやっぱり狭い。
国際線だともっと広いのかと思ったけれど、国内線と同じなのかな。
座席は真ん中のあたりで外が見えない。残念。
アムステルダムまでの所要時間は約12時間。いざ、アムステルダムスキポール空港へ!


オランダ人の客室乗務員さんに内心ドキドキしながら、機内サービスを受ける。
まずはワインを飲みつつ機内食を。ずっと飲んだり食べたりしていたような気がする。
夜食にオランダのカップヌードルが出てきて面白かった。ビーフ味だった。


道中のひまつぶしにパズル(へやわけ)を解いていたら、隣の席に座っていた年配の女性に
「それって何?」と声をかけられた。
次々と質問されるがまま、へやわけの細かいルールを説明する羽目に。
どうしてこんなところでパズルの説明をしているんだろう、私は?
その方もツアーでオランダ・ベルギーの旅に向かわれているところだった。
細かい旅程表など見せてもらって、話が弾んだ。オランダも行ってみたいな。

アムステルダムスキポール空港

降り立ったスキポール空港はとにかく大きな空港だった。
次の飛行機の時間まで余裕があったので、一旦解散で自由行動となったので、
まずはトイレに向かったが、間違えてベビールームに入ってしまって清掃員の方に注意されてしまった。
なんだかトイレの空間もビックサイズ…。


すれ違う人たちもさまざまな国の人たちだ。
特にオランダ人の大きさには目を見張った。なんでそんなに背が高いの!
空港の中にはたくさんの免税店。おもちゃも売っている。
ゲームボーイアドバンスゲームキューブも売っていた。さすが任天堂
本屋さんではドラゴンボールの漫画のオランダ語版が置いてあった。
日本の物がこんなところまで進出しているとは。
空港の中には寿司バーもあって、板前さんがにぎっていた。
レゴで出来たスキポール空港の模型もあった!


まずは小銭を作るために水を購入。初めての買い物なのでドキドキ。
オランダのお土産もいろいろ見てみた。大きなチーズに惹かれたけれど今は買えないなあ。
私の好きなフェルメールの画集やレプリカも売っていた。ほしい…。
その売り場の上は美術館になっていて、ちょうどモンドリアンの展覧会をしていた。
モンドリアンの絵も不思議で好きなので、今思えば見ておけばよかった!


滑走路を一望できるラウンジで一服しようということになり、カプチーノを頼んでみた。
片言でもなんとか通じるものだと安心した。適当に空いている場所を見つけて落ち着く。
周りは昼間なのにビールを飲んでいる人ばかり。
新聞を読んでいる人、PCを操作している人、楽しく会話をしている人…。
人々の姿を見ていたら外国に来たんだな!と実感した。
少しずつ外国に慣れてきている自分に気付いて、楽しい旅になるな!という予感がしてきた。
カプチーノもおいしかったー。


飛行機の時間が近づいてきたので入国審査の場所へ。
パスポート審査も上手くいって安心していたら、デジカメをポケットに入れたのを忘れていて
金属探知機にひっかかってしまった。隅に連れて行かれて入念なボディチェックを受ける…。
えーん。ごめんなさい。私が悪かった。…でもすぐに開放してもらえた!
どうみてもあやしい人物じゃないもんね。
あとはゲートまで一直線。動く歩道があったけれど、日本のものよりスピードが速い。
こんなところでカルチャーショックを感じるとは。
空港内は広いので目的地まで歩いて15分くらいかかってしまった。

アムステルダムスキポール空港〜ミラノ・マルペンサ空港

引き続き少し小さめの飛行機に乗り込む。約2時間半のフライト。
途中でハムサンドが出てきた。
体を動かしていないのに食べてばかりだから、いい加減おなかが苦しいよう。


座席は窓際ではなかったが、途中でアルプスの山並みが少しだけ見えた。
足元に広がる白い頂。これがアルプスか!
あの場所はどうなっているんだろう。いつか行ってみたいなあと思った。
世界地図を頭に思い浮かべて、その上をぴゅーと移動している自分を思い浮かべた。
なんだか不思議な感じ。地図を見ながら想像した場所を実際に通っているなんて。

ミラノ・マルペンサ空港

関空から、実に17時間(待ち時間含む)の長いフライトを終えて
ようやくマルペンサ空港に到着した。もうへとへと…。
空港はなんだか味気ないくらいすっきり。がら〜んと広い。


添乗員さんが「さあ、ここからイタリアです!
イタリア人は日本人のように動いてくれませんから、イタリア人の時間に合わせてください。
スーツケースもいつ出てくるかわかりません…」と説明があった。
どんなところなんだ!イタリア!
荷物は意外とスムーズに出てきて、大きなカートにたくさんのスーツケースが入れられて
ポーターさんの運転で運ばれていった。荷物も無事に着いてほっと安心。
バスに乗り込んでホテルに向かう。

ミラノのホテル

ホテルは駅に程近い場所にあったが、バスに乗って連れて行かれたので地理感覚がつかめなかった。
全室スイートの比較的高級なホテル!
部屋はベッドのある部屋とソファのある部屋の2部屋あって、落ち着いてモダンな雰囲気。
イタリアらしくシンプルで上品な感じだった。
でもよーく見ると、戸棚の取っ手が壊れたままだったり。こういうところもイタリアらしい…。
飛行機の中では興奮して寝られなかったし、長旅だったのでもうへとへと。
とりあえずおやすみなさい。一日目は無事終了〜。