イタリア旅行記 5日目 フィレンツェ

駅前をぶらぶら

フィレンツェに帰ってきた。
今日の昼食は各自で自由に取ることになっている。
さてどこに食べにいこう?


サンタ・マリア・ノベッラ駅で一旦解散。
昨日の夕飯も駅の近くだったので、駅とドゥオモの間は何度も移動している。
違う方向に行ってみようということになった。
駅前の交差点は横断歩道が少ない。
車が減ったのをみはからって、えいやっと道路を渡る。
もうだいぶイタリアの交通事情にも慣れてきた。渡ったもの勝ちだもん。


駅前は広場になっている。花壇に植えられた花がかわいく風にそよいでいた。
正面にはサンタ・マリア・ノベッラ教会。

バールでお昼ごはん

少し歩くと、雰囲気のよさそうなバールを発見!入ってみよう。
道路沿いのテラス席に座った。
イタリア語のメニューだけど、料理名は日本でも何度も見たことがあるからよくわかる。
ビール、ボロネーゼのパスタ、トマトとモツァレラのパスタを頼んでみた。


机の上のパンをかじりながら、母親とビールで乾杯。
いつもワインだったので、久々のビールはとてもおいしい。
外で飲むとますます開放的!オープンカフェが好きになりそう。
テラスに暖かでさわやかな風がぴゅうっと吹き込んでくる。


しばらくしてパスタがでてきた。出てきたのはペンネとニョッキ。
トマトとモツァレラはトマトの輪切りを想像していたので、
注文間違いか!?と思って、給仕のお姉さんに慌てて確認した。
お姉さんはニコニコとあってるよ、と教えてくれたのだけどちょっと恥ずかしかったなぁ。


ボロネーゼは日本でもよく食べるミートソースの味。
ペンネとよくからんで、ほっとするおいしさ。
ニョッキはあまり食べたことがなかったけど、モチモチして食感がいい。
熱したモツァレラがよく伸びてとろとろだ。
つるつるといくらでも入りそう。

日本語

お店のお姉さんに「コント、ペルファボーレ!」と清算を頼んだ。
またもやニコニコしてレシートを持ってきてくれた。
お姉さんは黒髪がつやつやしていて、笑顔がすごく素敵。


値段を確認していると、お姉さんがなにか話し掛けてきた。
「コント…ジャッポネーゼ…」としか聞き取れなかったけれど、
コントは日本語でなんていうか?ってことなのかな?
「コント、お勘定」と言うと、「お勘定…お勘定…グラッツェ!」とまた笑顔。
こんど日本人客が来たら使うのかな。


お姉さんは日本に興味があるみたい。
「和」という漢字のついたチョーカーをしていたので、「これ漢字だね」と言うと
「これはどういう意味?」と聞いてきたので
「It means ジャパニーズ」と英語で答えた。イタリア語で答えたらよかったなぁ。


チョーカーをよく見ると「口禾」と逆向きになってたけど…
英語やイタリア語がぺらぺらだったら、教えてあげられたのにな。
もっともっと話したかった!